先週、管理責任者のSFくんに使い方のレクチャーを受けたチップスシュレッダーを、果樹園に持ち込んで実際に使うことになりました。
一昨年8月の豪雨災害で、土砂に倒されたり、どりゃと一緒に流れ込んできた木々を掘り起こしたり、切り倒したり…で、果樹園に10か所ほどにまとめて積み上げていたのですが、それらの木々を粉砕して、チップにして果樹園に巻き、雑草対策にしよう…というのです。
さて、作業道で粉砕機を降ろし、果樹園のそれぞれ場所まで移動しながら、木々の枝や幹を粉砕していくのですが、移動して木々を積み上げて居る場所に止めて、いざ粉砕機を動かそうとすると…ここで問題が起こります。
エンジンは回っているのに、粉砕用の刃が回らないのです。
逆回転…砕かねばならない幹が砕けなくて、逆回転で幹を入り口から戻すために行うのですが…こちらは問題なく回ります…!
いろいろやってみますが、一向に正回転が作動しません。
やむを得ず、先週使い方をレクチャーしおてくれたSFくんに電話をかけます。
あれやこれやのやり取りの末に分かったこと…正回転は太い幹などを取り込んで砕くわけですが、誤って作業をしている人の手なども引き込む危険がある…ということで、アクセルを全開にしないと作動しないようになっている…ということなのだそうです!
アクセル全開にすると…あら不思議…正回転の刃が回り始めるではありませんか!
太い幹や枝が、あっと言う間にバリバリと砕かれて、細かいチップになってしまいます。
お昼の休憩時…SFくんにLINEでお礼のコメントを送ります。
慣れた頃が一番危ない…なかなか的を得ている忠告だな…さすが担当責任者だと、感心したものでした。
結局、夕方までかかって、この果樹園の全部の木々の処分が無事終了したのですが、改めてこのチップスシュレッダーの威力を確認したものでした。
直径20cmほどもある丸太なんかも平気でバリバリと砕いて細かいチップにしてしまいます。
まぁ…何というか…切れ味なんて表現は全く当てはまらず…強引にバリありとかみ砕く…というのが印象的には一番近い気がいたします。
強引な優れもの…そんなイメージの丸太粉砕機…でございました!