前線の影響ですかね…朝から雨が降ったり止んだりの落ち着かない天気…今日は園地のミカンの糖度検査のために、何か所かの決められた場所から蜜柑を資料として提出しなければいけない…ということで、雨の合間を縫って園地に移動します。
軽トラのナンバープレートでは、何と気持ちよさそうにカタツムリが遊びまわっておりました!
あちこちの場所からの資料の採取は奥さんにお任せし、どいせんは久しぶりにトライアルミニミニ練習場の様子を見に行きました。
ミニミニ練習場に来たのは…昨年の6月以来か…?!
うわぁ~!一面の草草草…!手の付けようがないですなぁ~!
こんな場所こそ、除草剤の散布ですかね!う~む!
それに比べて、台風10号の来襲前に支柱を取り付けた苗木たちは、全くの被害なく無事存続…!
さて、午後からはこのイベントへの参加依頼が来ており、昼食後地区のKG集会所へ…!
社会福祉協議会の主催の話し合いなのだが、独居老人たちをどう守ればいいのか…洪水にしても地震にしても、地域の弱者の立場の人たちを守るためにも、普段からのつながりが大事…そのためにも普段の状態でどういう関係づくりをしていけばいいのか…?!
この会合については、第1回が6月10日に開かれていて、そこでの意見を引き継いでの第2回ということなのです。
前回のまとめが確認され、それを土台として話が進められていきます。
独居老人に代表される地域の弱者を守る手立ての話し合い…まずはどこにどんな人が住んでおられてどんな生活をされていて、どんな困りごとがあるのか…どいせんにとっては全く未知の世界に等しいのですよ!
地域と関わり始めてほぼ半年…まだまだ知らないことだらけなのですが、個人情報と深く関わる諸々の情報を…知ることが必要なのですが、今の時代…どいせんの立場のような人間がそんな情報を集めていいのか…?
災害時救助に関わる人たちには、究極の個人情報を把握していることが必要…と言われている。
例えば、倒壊した家屋のどこに人がいるのか…神戸の地震では、家の配置だけでなく寝室がどこにあって布団はどこにしいてあるのか…すなわち、押しつぶれた家屋のどこを掘り起こせば、一番短い時間で押しつぶされかけている人にたどり着くことができるか…の情報を、持っているのといないのとでは、救える確率が大きく違ってくる…というのです。
しかし…そんな究極の個人情報を命を救うためとはいえ、どうやって調べるのか…地区の住民の各家の寝室の配置情報なんて…、知っていいなんてことが許されるのか…?!
次回は、老人クラブとの交流で非常時に役立つ情報と地域の老人の方々の実態を知ることで、情報を少しでも集めておき、いざという時の救助の手立てにしていくことについての実践行動を行っていくことになりそうだ。
また、老人クラブのない地域では、サークルを社協が中心となって立ち上げていくので、自治会レベルは協力をして欲しい…との要望も出されたものでした。
一人が好きな老人もいるだろうし、動きたくない老人もいるだろうし、そんな老人たちを組織するのがいいことなのかどうなのか…考えているといろいろな思いもあるのだが、災害発生時に助けることが出来る命は、何が何でも全部救う…それが何よりも優先するということは、確かに納得できることですよね。
まずは、自分の命を守る…そして周りの命も助ける…今は、そんな手立てを真剣に考えなければならない時代なんだろうな…改めてそう思います。