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折角、果樹園のお仕事を始められたのですから、苗木の状態から蜜柑の木をご自分で育てられてはいかがですか…とは奥さんの言!

さて、どうしようかなぁ~! なんて煮え切れないどいせんの態度に、奥さん曰く…あなた用の蜜柑の1年生苗木を20本ほど注文しておきましたわ!

その20本の苗木が昨日午後届けられ…本日は朝から早速植え付け作業の開始となりました。

苗木の植え付け…お勉強しておいてくださいね…と言って渡された参考書…いろいろ理屈も含めて書いてあったけど、1番分かり安いのはやっぱり図解…視覚から入ってくるのが一番記憶に残りそう…!

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さて、必要な肥料は…ヨウリン、苦土石灰、完熟堆肥の3種類…朝一番で農協に行き肥料を調達してきます!

農協の倉庫…ここに入るのは初めて…のどいせんです。

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20本分ですから、上の説明書の分量×20…奥さんが手際よく指示して、どいせんは言われた分を軽トラに運び込みます。

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さて、準備完了…で、果樹園に向かいます。

以前に苗木を植える場所を20ヶ所を選定していましたので、まずは…その場所に0.5m×0.5m×0.5mの穴を掘るのが…どいせんのお仕事!

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その後、先ほど出てきた…ヨウリン、苦土石灰、完熟堆肥…を穴に入れ、土と混ぜるのが奥さんのお仕事…混ぜるとこんなふうになります。

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苗木の根を広げ、むらの出来ないように丁寧に土を入れていきます。

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根が隠れてしまったら、後は上から土をさらに入れて、苗木が安定するように周りを踏んで土を固めます。

どいせんの体重の威力で、土はちょうどいい具合の密度に集まります。

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その後、苗木が強風などで吹き飛ばされないよう、竹を添えてあげるのです。

20本の苗木についてここまでの作業が終わった時点で、ちょうど午前中が終了となります!

こんな具合です!
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さて、昼食後一息入れて…午後の作業は3時から…!

午後の部は、午前中に植え付けた苗木を肥料袋で囲ってあげます。

こんなふうに…です!

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何のための袋掛け…なのでしょうか?

植え付けたばかりの苗木は、まだ土に根付いてないだけでなく、葉も茎も柔らかくて軟弱なので、苗木が成長して葉や茎が丈夫になるまで、四方を覆ってやれば強い日差しや風雨から守る事ができる…のだそうです。
カバーの上部は開いているし、保温、霜除け効果だけでなく、風雨や害虫から苗木を守る事が期待できるようです。

あ…もちろんこれは受け売り…でございます!

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でも、こうしてみると…肥料袋は白いので、どこに苗木が植えてあるか…一目瞭然ですねぇ~!

さて、この日…もう一つのどいせんのお仕事…!

実は、作業道が…明け方まで降っていた雨の影響で、谷側の道路の土に軽トラのタイヤが埋もれ、回せば回すほど谷側に掘れながら移動していく…以前の二の舞になりそう…な状況が発生したのでした。



今回は、潜り込んだリアタイヤの下に石だの何だのと入れ込んで何とか脱出したのですが、そのまま放置しておくわけにもいきません。

土嚢を作って、早速補修作業に取り掛かったのでした。

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さて、早速軽トラで試運転…の予定だったのですが、奥さんからストップがかかります!

朝方までの雨の影響で土がずいぶん柔らかくなっていますから、車で通るのは路面が乾いてからにしてください…大丈夫だよ…というどいせんの言葉も聞くそぶりはありません!

どいせんとしても…以前のユンボまで頼んで箱バンを引き上げた痛い経験があるので、今回は大人しく引き下がるしかありませんでした!

まぁ、明日のお楽しみ…ということにしておきましょう!