2020年06月
さて、果樹園の隅にある桃の木…そろそろ熟し収穫の時期近し…ということで、ハクビシンの動きが心配だったので、天気は雨だったのですが、偵察にやってきました。
案の定…心配は当たりです。
木の下の草の上に、破かれた袋が落ちており、その傍に食べられた後の桃の実が…明らかに食べた後の桃の実です。
その他にも、袋が破られてその下に食べられた桃の実が落ちている場所もあります。
ハクビシンのようですね!
熟れた桃を狙って食べているのですが…香りで分かるのでしょうね!
まだ熟れていない桃には手出しをしていません…こちらとしても熟れている桃を収穫したいので、できれば美味しく熟れるまで待っていたいのですが、完全に後手後手の対応となっています。
試しに、ハクビシンがまだ手をだしていない袋を開けてみますと…やっぱりまだ熟れ切っておりません。
桃の実もこれから順次熟していくのでしょうが…熟れた甘い香りはハクビシンにとっては美味しいご馳走のサインでしょうから、熟れたことが分かったら放っておくはずがありません。
頼みの綱は、今年初めて作ったトタン板の防御円筒と上にジャンプすることを防ぐためのネズミ返しです。
高い部分には、まだたくさんの実が残されています…これが高さのせいなのか、まだ熟れていないせいなのかについては不明なのですが…その意味では、トタン防御が成功すれば…今年は高い場所の桃の実は守られる…かもしれません!
ハクビシンのジャンプ力が、枝まで届かないことを祈りましょう!
しばらくの間…どいせんとハクビシンの緊張関係は続きます!
昔…英語の授業で『from morning till night』なんていう英語表現を覚えさせられた記憶があるのですが…今日はそんな表現がぴったりの一日でしたよ!
朝は8時に地区集会所に集合して、地区の農道の草刈り作業…!
地区の農道を手分けして草刈り作業を行うのですが…どいせんの担当はどいせんの園地の向かい側の山にある園地の農道…です。
その場所からどいせんの園地を見ると…こんな風に見えます。
どいせんの園地からそちらを見ると…こうなるのですが…赤い楕円で囲んだ部分が今回のお仕事エリア…となります。
こうしてみると、我が家のミカン園がハッキリ見えるなぁ…これだと何やっているのかまで…みんなわかっちゃうなぁ~!
近所のオジサンと二人でこのエリアの草刈り作業…!
こちら側からも、海が見えます。
さて、この作業…2時間ほどで終了し、最初の集会所に戻ります。
みんなが揃って、解散…というところなのですが、集合時に昨年度お世話になった老人クラブの大御所から…草刈りが終わって帰って来てもすぐに解散せず、集会所の庭の松の木の剪定をしたいので、手伝ってくれ…どいせんは帰らず手伝ってくれ…という話が入ります。
え?俺は松の剪定なんか出来ませんよ。先日も我が家の庭の松の剪定…やりましたけど、庭師さんにお願いして…俺は全然手を出しませんでしたし…松の剪定なんてどうやってやるのか…分かりませんよ!
大丈夫だ…ワシが教えてやるから、残っていること…!
昨年度の自治会長の時には、老人クラブにはずいぶんお世話になっているので、どちらにしろ…この場合のどいせんに自分で決める…という選択肢はありません!
長老から声のかかったメンバーは、どいせんの同級生のAくん、社会福祉協議会会長のM氏、長老の同級生のHさん…もちろん皆さん有無を言わさずお手伝い…!
素人仕事…なんて言ってはいけません!
ずいぶんスッキリと…見やすくなったではありませんか!(自画自賛…ふふふ!)
さて、選定作業が終わり…一時お昼ご飯のために帰宅…ですが、1時半には再び集会所に集合です!
これから、蜜柑の木々の摘果講習会が行われるのです。
集会所に集まった後、全員で各園地をまわり…それぞれの種類によっての摘果方法を学ぶのです。
廻るのは4つの園地…早生蜜柑→甘平蜜柑→極早生蜜柑→デコポン…を育てている園地を順に廻り指導員が実演しながらの講義です。
実習の後は、集会所にて昨年度の事業報告及び本年度の計画が検討されます。
具体的な果樹の本年度の生産方針等がここ数年間の分析の資料を基に説明され、果樹指導員だけでなく、共選長も参加しての報告及び検討会でありました。
終了後、そのまま懇親会になるのですが…担当者たちは朝からこの準備に動いておりました…どいせんは、このあと某中学生と数学のお勉強をお約束しており…後ろ髪惹かれながらお暇をしたのでした。
某中学生とのお勉強が終わり、帰宅して夕食の席に座ったのが八時半すぎ…なんだか充実はしていたけどバタバタと次から次へと流れていった一日だったように思えます。
夕飯を食べ終わってホッとした時に…from morning till night…なんていう言葉が浮かんでくるのですから、日本の英語教育もまんざらでもないのかもしれない…なんて、苦笑いしたものでした。
朝から晩まで…そんな言葉がピッタリの一日だったように思います。
さて、明日はいよいよ桃の状態を見に行かねばなりません!
ハクビシンが来てなければ…うれしいのですけどねぇ!
毎年のようにハクビシンに奪われてしまう我が家の桃の実…そろそろハクビシンとの駆け引きも最終段階に入ってきたようです。
以前、桃の実に保護用の袋をかぶせていたのだが、一つだけ袋をつけ忘れていた桃があるので気が付いたのだが…これが、ずいぶん色づいてきているではありませんか。
気になって木から捥いで見てみると…収穫するには色付きがまだ少しだけ…早い…!
収穫時期としては、この1週間がいい時期なのでしょうね!
桃を覆った袋の状態を見ても、まだハクビシンに襲われた形跡はありません。
ここ数日が、ちょうど桃が美味しく熟れる時期…ということで、我が家の収穫の時期が早いか…ハクビシンの襲来が早いか…まさにこの数日間が微妙なタイミング…ということなのでしょうね!
昨年も、ちょうど収穫直前…雨が2日間続き、雨が止んだら収穫しよう…と思っていて、雨上がりの2日後園地に行くと…桃の実は全部ハクビシンに食べられた後だったのです。
さて、今年もいよいよ最後の微妙な時期が近づいてきています。
姿を隠して、どこかでハクビシンも虎視眈々と桃の実を狙っているのでしょうねぇ!
美味しい桃の実を食べるのは…どちらなのでしょうかねぇ?!
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