さて、どいせんが自ら作った課題セクション…次のセクションも障害物のあるキャンバーターンでございます。
どうしても木の根が気になり、足が出てしまうのです。
一番上で足が出るのは、その前の段階でのライン取りのまずさ…が原因なのですが、なかなかそのことが理解できません。
ガン野講師との走るラインの違い…これがどいせんに取っては意外なラインで、驚きから始まるのでした。
ガン野講師とどいせんの走るラインの違い…お分かりでしょうか?!
どいせんはS字に斜面を上がって行きますが、ガン野講師は一番下のターン時にフルロックで左一杯に回り込み、ほぼ直線で斜面を上がっていきます。
ガン野講師は登り口でむき出しの木の根の山の部分をフロントが越えるように走っていますが、どいせんは大きくターンをしてその根の山の部分を避けて走っています。
わざわざ難しくなるような走り方をする必要はないでしょう…と、ガン野講師は言います。
斜面を登りながらS字の切り返しをやりながらキャンバーターンの一番上でむき出しの木の根が何本も走っている場所でフロントを対応させる…これはなかなか苦労ですよ…ともガン野講師は付け加えます。
ガン野講師がどいせんの走ったラインを見せてくれます。
どこが違うかよく見ておいてくださいね…とは、ガン野講師の言でございます。
そして、ガン野講師が初めに走ったラインの説明…これは分かりやすい!
ほぼ、フルロックターンです!
そのフルロックターンの後、むき出しの木の根の一番盛り上がっている部分…どいせんならまず避けるであろう部分にフロントを持って行くのです。
そうすることで、直線で斜面を上がることができるのだ…とガン野講師は言います。
さて、後はどいせんの練習ですが…フルロックターン時にどうしてもアクセルを開けてしまう…無意識にアクセルに頼ってしまうのがどいせんの悪い癖…とはガン野講師の指摘ですが、しばらくはこの練習が続きますな!
無意識にアクセルに頼る走り方への警告として、ガン野講師は最初のどいせんが作ったセクションに手を加えどいせんを走るように指示を出します。
課題満載…というか、一つずつクリアを目指す課題が見つかることは、面白いこと…そんな実感を持つことができた特訓講座でございました。
最後に、どいせんの特訓講座の横で、練習されていたIズミさんの動画を載せておきます。
齢70を越えても、国際B級を現役選手として走られていることは…尊敬に値します。
明日もトライアル練習を予定しているのですが、どうもみなさんご都合がおありのようで、明日はソロ練習となりそうです!
特訓講座の課題…ぜひ取り組んでみたいと思いますね。