秋祭りに関して、子供たちの行事は、亥の子の他にも『牛鬼』があります。
顔は鬼、体は牛…という妖怪なんですが、宇和島市のお祭りには、どこでもみんな主役は牛鬼…と言ってもいいくらいです。
牛鬼の動画がYouTubeにあったので載せておきます。
私たちの時代には、子供たちがまわる牛鬼でも、きちんと竹で胴体を作り、中学1年生がリーダー(大将)となって、かついて一軒一軒をまわっていたものなのですが、最近は少子化の波をもろに受けて、牛鬼を担ぐだけの人数がいないらしく、頭だけを持って、各家庭を回っているようです。
もちろん、牛鬼は魔よけのおまじないですから、各家庭ではご祝儀を渡し、一年の無事を祈るわけです。
昔はなぁ、きちんと胴体まで作って、担いでまわってたんだぞ~!何て言っても、おじさんたちの懐古趣味など…押し寄せてくる少子化の波には太刀打ちなどできようもありません。
こうして彼らは、ご祝儀を集めに、魔よけの牛鬼の顔を担いで、地区を一日かけて回るのでございます。
でもね…、この地域に住んでいる大人たちは、かつて子供だった頃…やっぱり牛鬼を担いで各家庭をまわり、魔よけのお祓いをおこなってきたのでして…少子化でまわってくるのが牛鬼の頭だけとなっても、やっぱり…昔を思い出しながら、ちょっぴり懐かしく…どこかホッとして牛鬼をかつぐ少年たちを見送るのでした。
少年たち…お疲れさまでした!
頭だけでも、一回りすると結構な金額になるのでしょうか?
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