愛媛県と高知県の県境にそびえる八面山と大黒山…そしてその二つの山を結ぶ稜線…この稜線がまさに県境そのものなのですが…!
その稜線を横切って、愛媛と高知を結ぶ道は一本しかありません。
そしてこの県境を越えてつなぐ道には、トンネルが掘られています。
大峠トンネルです。
今回は、この大峠トンネルを通って、高知側に入ろうとしているのです。
愛媛から黒尊へ行くには、この道以外には宇和島市の柿原という場所から出ている黒尊林道を通る以外に道はありません。
今回の目的は、大峠トンネルを抜けて黒尊林道に入り、宇和島に行こうというものなのでした。
しばらく走り続け…愛媛側の最後のポイント、大峠トンネルに到着します…が、そので待っていたものは何と…通行禁止のバリケードだったのでした。
このトンネルは…まさに山をくり抜いて通路を付けた…そう高知に通じる洞穴という表現がぴったりのものでした。
岩肌がそのままむき出しの状態で置かれています。
高知県は目の前…なのです。
ごつごつした岩肌の奥に、高知側の出口が見えています。
う~む、残念…!
後ろ髪を引かれながらも…ここは仕方がありません。あきらめるしかありません。
ちょっと別なルートに心あたりがあります。
もう一度、里村に下りて出直します。