旧R56号線からR197号線に下り、わき道にそれ林道に入り込みます。
夏草と蜘蛛の巣と闘いながらかつて走ったこの林道は、路面は枯葉のジュウタンに変わり、走りやすさがウリとなっています。
山の斜面をS字を繰り返し上がっていきます。
栗畑の横を抜け、山の斜面を登っていきます。
収穫の秋はもうとっくに終わり、後はもうすっかり役目を終えた茶色い枯葉が、落ちてしまうのを待っているだけの状態となっています。
畑の横の道を登っていくと、中腹を走る林道に出会います。
雑木たちの中を、柔らかい冬の陽ざしを浴びながらのツーリングもまた、心安らぐひと時です。
陽だまりに座り込み、暖かいコーヒーなど飲みながら、のんびり空を見上げているのもまた、楽しいものです。
もちろん、林道は基本的にはお仕事の道…!
植林され丁寧に手入れをされた木々の横を、落ち葉で埋め尽くされた路面が続きます。
しばらく木々に囲まれた道を走っていると、急に視界が開け…連なる山々が姿を見せる。
これも林道を走るライダーへのお約束のようなものであります。
思わずバイクを止めて、はるか向こうに見える山々に向かって、深呼吸などしてしまうのです。
ガン野大先生にお会いするために、強引に林道を走り抜けるツーリング、五十崎にたどり着くにはもう少しかかります。