イラガくん、完全に蛹になるための準備モードに突入です!

いろいろネットで調べたり、同僚の生物教師に聞いたりして、少しずつ分かってきたことがあります。

(その1) どいせんが今まで蛹の皮…と思っていた部分…取り外したカバーの部分…は、実は繭(まゆ)であったことが判明いたしました。

 あれは、イラガの繭だったのです。

 ネットによると、カルシウム分を含み、繭を作る日本の昆虫の中で相当に硬い部類に入る繭なのだそうです。

 繭は、中身を守るためにあるのですから、プラケースで十分に代用できることが分かりました。

(その2) 繭の中ではイラガは2つの形態をとります。一つ目は
前蛹』という状態で、今がその『前蛹』だと思われます。

 そして、春まではこの『前蛹』の状態で生きていき…ホントに生きていくんですねぇ~!…春になると、蛹になり、6月に羽化しるのだそうです!

 蛾が生まれるためには、これから6月まで待たねばならないのです!

(その3) 同僚の生物教師の言うことには、蛹になるためには、そのためのホルモンの分泌が必要になると思う。そのスイッチが温度なのではないか…と思うので、一度寒い温度を経験しないと次への過程に移行出来ないのではないかな。

 寒すぎてもダメだろうと思うけど、暖かい温度が続いてもダメだと思う。廊下の隅にでも置いておいて、春まで忘れている…くらいのほうがいいのかもしれない。

(その4) 蛹では中身はいったんぐちゃぐちゃになって、改めてそこから体を作る…っていうのだけど、ホントかなぁ~!

 もしそうなら…一度、蛹を開けて見てみたい…そんな誘惑にかられますよね!

 でも、開けてしまったらもう二度と蛾には成長しないから、そこでジエンドとなってしまうから、禁止事項ですよね!



これが現在の『前蛹』の状態です。

軽くつつくと、イヤイヤ…をするようにゆっくりとくねるように動きますが、すぐに眠り込んでしまい、動かなくなります。

とにかく、今後たちまちやらねばならないことは…放置プレー…だというのですから、手間がかからないというか、愛想なしというか…ふむ?!