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アジサイの花たちを横目で見ながら、林道を登っていく。

山の向こう側の集落に行くために、峠を越える予定である。

最初の分岐点を右に曲がり、上り坂へ…。

しかし、様子がおかしい!

出会わねばならないはずの風景が一向に表れてこない。

そのうち、林道をふさぐことが目的とでも言うように、数本の杉の木の倒木が行く手を遮る。

仕方がない…無理やり倒木を越え、それでもとにかく、まっすぐに進むが、そのうちに湿地帯に入り込み、その先には道が存在しなくなる。

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ま、しかたがないか…!

それ以上の冒険は今回はあきらめて、再び分岐点まで戻る。

再び元の道を進み、改めて次の分岐点を右に折れる。

これこそ、記憶にある峠越えへの林道だ。

久しぶりに走りながら懐かしい記憶がよみがえってくる!

うん、この道だ…と!

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峠に腰を下ろし、冷たいレモンドリンクでのどを潤す…!

水筒に氷の塊を一杯詰め込んできた。

それが大正解であった。

真夏日の林道走行には、熱いコーヒーと共に、氷の塊の浮いたレモンドリンクもまた心地よい!

見上げると青い空と木々の緑!

冷たいレモンドリンクとはベストマッチの風景だ。

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気持ちよさに頭の中は真っ白!

いや、空っぽのどいせんの横を、ヒラヒラと蝶が飛んでいく。

お羽黒トンボで失敗した撮影を再び試みる!

ふむ、今回は…なかなかやるではないか…と自画自賛!

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蝶の名前は分からないが、今回は割とうまく撮れたのではないか…と、ちょっぴり得意得意の表情!

さて、まだまだ先は続く。

このまま、峠を下り、山の向こう側の集落に向かう!

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そして、到着したのは、夏草に覆われてしまった…こんな場所!

理由もなくただの思い付きでの訪問!

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さて、続きはいずれまた…!