今夜、一通のメールが入った。


昔、ある一時期一緒に過ごし一緒に頑張った仲間の一人の急逝を知らせるメールであった。

どいせんが、四国に戻る直前まで一緒に動いていた世代の一人が亡くなった…というのである。

そのころ、細い体に元気いっぱいで正義感が強く、何に対しても前向きな考え方を持って頑張っていた少女であった。

まわりの信頼も篤く、今でも彼女の姿は脳裏にはっきりと思い出すことができる。

状況は今の段階ではほとんどわかっていない。

「私も詳しい情報はわかっておらず、ただただ信じられず愕然としています。」…メールはそう伝える。

37年で人生を閉じてしまうには…余りにも早すぎるだろう。誰だってそう思う。

部屋の押し入れに大事にしまっていたのだが、彼らとの別れの時に、彼らがどいせんに書いてくれた寄せ書きを取り出し、一人一人読み返す。

一人一人の言葉を追いかけていきながら、胸が熱くなってきた。

せめて…、彼女の人生を彩ってきた人たちで、思い出を抱えながら、見送ってあげて欲しいものですね。

K.Kさん、ご冥福を心からお祈りいたします。