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 山小屋を過ぎたら、あとはもう…肱川に向かってひたすら山を降りるだけ…となります。

 もちろん、いくつもの分岐点をむかえます。

 一番それらしそうな道を選び進むのですが、当然…時には行き止まりにも出会いますし、草むらの中に埋もれることもあります。

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 草むらなどに出会ってもどうと言うことはないのですが、このあたりの土質は…雨ということもあり柔らかいものが多いのですよ。

 スタンドを立てて、まず一息入れ…まわりの状況を調べているうちに、スタンドが土の中にずぶずぶと入り込み…反対側を見ていたりする隙に、振り返るとBAJAが倒れていたりいたします。

 一旦倒れると…こいつ意外と重いのですよ。

 起こしてどこかから木の枝を探してきて、スタンドの下に置き,もぐり込まないようにしてホッと一息。

 倒れた後を見ると…草は完全に潰されて…明らかに倒れた跡を物語っております。

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 草むらを進み、行き止まりであることを確認する(この確認する…という作業が大事なのです)と、再び分岐点に戻り、別なルートを選びます。

 こういう道に出会えば…もうゴールも近いことを予感させますね。

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 しばらく、気持ちよく走り続け、山を降りきると…そこには蛇行しながら流れていく(坂本龍馬もこの川を筏で下り、脱藩をしたという…)肱川の登場であります。

 雨は降り続いているのではありますが、ここまで下りたらBAJAのエンジンを止め、ヘルメットを脱ぎ、肱川の流れを見ながらのコーヒータイムでございます。

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 さて、こうして肱川に到着するのではありますが、時刻はまだ4時前…!

 ここでもう一度引き返し、気になる分岐点の先の林道に進入することにいたします。

 何本かの林道を走り抜けると…意外な場所に出てくるのが確認されます。

 それはまた、次の機会に…!